純香の星読みブログ

占星術ビギナー向けブログ

理想の異性像を押し付けるという話

前回のブログではあまのじゃくな天王星さんについての特徴を
あれこれ書き綴らせていただきました。

アスペクト(天体間で形成される角度)による影響

占星術の天体同士が取る角度は
ハードアスペクト(主にスクエア(90度)、オポジション(180度)、
インコンジャンクト(150度))、イージーアスペクト(主にセクスタイル(60度)、
トライン(120度))など、他にもありますが、大まかに分類されます。
コンジャンクションは0度でハードともイージーとも取れます。
天王星に限らず、どの天体でもイージーアスペクトは同じ元素や
相性の良い元素で形成されるため、自然体でできるのに対し、
ハードアスペクトは全く違う価値観のぶつかり合いで葛藤が生じるため、
当然ストレスを感じやすくなります。

多くの人が悩みを抱える時、例えば仕事では結果が出せない、学業では
なかなか理解できない、人間関係では人といると疲れるなど様々ですが、
占星術視点で見ると、その原因は本人の思考や行動パターンにあります。
そしてそのパターンはアスペクトに影響されます。
ご本人が悪いと言っているのではなく、例えば幼少期からの経験で
周囲から刷り込まれた思考癖や、繰り返し起きたトラブルや苦い経験などあると
そのネガティブパターンが恐れや不安になり、
「またそうなるかも」「そうなったらどうしよう」と
未来を先取りし、その不安や恐怖のシナリオ通りに無意識に行動してしまうんです。
ほぼ無意識にです。

トラブルメーカーの天王星のハードアスペクト

前回の記事で取り上げた天王星は、イージーアスペクトであれば比較的
平和な形でその個性や自立心が表現されるので、有利なことが多いのですが、
前回ご紹介した純香の天王星のハードアスペクトのトラブルのように、
悪く出るとケガやイライラ(特に火星と角度を取ると)につながります。
天王星は協調性と真反対の性質があるため、団体行動では浮きまくり、
前ぶりなく突然の思いつきや行動で周りを振り回したり、
あまり情にほだされることもないので、冷たいと思われることもあります。

天王星に限りませんが、じゃあこのハードアスペクトをもともと出生図で
持ってたら生涯トラブルメーカーになるのか、常にピリピリしないといけないのか
と言った懸念が出てくるかもしれませんが、決してそうではありません。
こう言った一見問題ある資質は、多少社会性が欠けていたとしても、
うまく使えば大きな才能にも変貌するからです。

前述しましたが、天王星は「刺激」です。
平和すぎる環境、例えば仕事ではルーチンワークばかりで退屈極まりない、とか
人間関係では、同じメンバーで毎日同じグチばかり話していると言った
状況の中、天王星が当人の出生図の天体にハードアスペクトを取ると
刺激を求めて暴れ出します。
ハードアスペクトの場合、ちょっとした刺激ではなく
周囲から見ると衝撃的な現実を引き寄せることもあります。
特にご本人が受け身の態勢でいると、トラブルとして降ってくることが多いのです。

トラブル回避策は他者に投影しないこと

占星術が便利なのは、今自分に起こっている現実が不可抗力だと思っているものでも、
自分どの天体が問題を起こしているのかがわかるからです。

したがって、どんな問題も職場環境が悪いから、あの人が悪いから、と
周りに責任を押し付けることなく、自分で解決できるということです。

彼氏や夫がDV男になる原因

例えばクライアント様でなぜか付き合う男性がいつもDVだと言う女性が
いらっしゃって、いつも顔に殴られた跡のアザが出来ていて、とても痛々しく辛そうでした。
誰もが悪いのは相手の男性だと思うと思うのですが、こちらの女性は
付き合う相手がいつも暴力的なのです。

ご本人の理想を示す火星のアスペクト天王星とのハードアスペクトを取り、
さらにその時期はトランシットの冥王星もさらにスクエアを形成し
暴力がエスカレートしていく時期でした。

そういう暴力的な男性が好み、というか
ある意味ご本人が刺激的な関係を求めていて、
その男性を理想のDV男に躾けてしまうのです。
繰り返しますが、全く無意識にです。悪気なく。
具体的には無意識に相手を挑発させる言葉を浴びせるとか、
逆に攻撃性を増長させるようなビクビクした態度を
見せるなどと言った関係を継続していくと、
たとえ付き合う当初は温厚だった男性も時間が経つにつれ、
どんどん怖いDV男に変貌させてしまうのです。
恐ろしいですね・・・😱。

刺激を欲しがってるのは自分自身

じゃあどうしたらいいの?という答えは
相手に自分の理想の男性を演じさせるのではなく、自分でその男性、
つまり火星のパワーを使い切る必要があるんです。
最もシンプルで健全な使い方はスポーツですね。
特にこう言った激しい火星のパワーを使い切るには、
限界を突破するぐらいのハードな運動をこなすほどのパワーが内包されているので
うまく使えば、とてつもない集中力と底力で
学業や仕事で大きな業績を上げるということも可能です。
逆説的に男性に火星を投影するなら、プロレスラーみたいな人だと
仕事でパワーを消化しているので、プライベートではラブラブになれるかもしれませんね💏。

これが男性側の悩みだと、ご本人の金星のコンディションがキーになります。
無意識でいることを意識に上げてくるだけで、行動パターンを変えることができます。

続きます。



あまのじゃく天王星のトリセツ

前回綴ったブログ、11月8日の皆既月食天王星食の続きです。

天王星アスペクトは「距離」を表す

占星術、というか占い全体が当たる、当たらないとなる要因の一つとして
例えば天体の象徴が一つの意味だけでなく、多種多様な意味を示すため、
地球上で過ごす当人がその象徴のどの意味に該当するかは、本人しか
わからないことがあるからです。
前回取り上げた天王星も、ひとつだけの意味があるわけではありません。

天王星水瓶座の支配星です。
先日の天王星食では初めて天体望遠鏡から青い天王星が月から
出現するのを自分の眼で見ることが出来ました。
純香は太陽と水星が水瓶座な上に、その太陽は天秤座の天王星&木星の合と
120度、そしてその天王星&木星牡羊座の月と180度です。
現在トランジットの天王星は純香の蠍座の火星が14度のため、
ここ2年近くずっとオポジション、180度を取っているため、
天王星という天体は、切っても切れない重要な天体となっています。

天王星のイージーアスペクトはカジュアル

この天王星がイージーアスペクト、120度や60度であれば
例えば水星と60度であればウィットに富んだ会話が得意だったり、
金星と120度であれば、ベタベタしない適度な距離感が取れる交流ができるなど
天王星のテーマである「距離」という作用が働きます。
人とは違うユニークさだったり、気軽さだったりと
独特の魅力に映るので非常に有利です👍。

天王星のハードアスペクトは超せっかち

しかしながら、90度や180度などのハードアスペクトであれば、
この「距離」という作用は極端に現れます。
一気に距離を縮めようとして、時短化するのです。
つまり物事がスピーディに動きます。
例えば前述した純香の例でいうならば、現在ネイタルの火星とトランジットの天王星
何度も行ったり来たりしているため、火星というテンションが高い場面、
怒りの感情が出るときなどは突発的にキレそうになります(笑)。

そのタイミングは例えばパソコンで作業している間、なぜかなかなかつながらないとか、
レジ前でものすごく待たされるとか、常識的に待たなきゃね、そういうことも
あるよね、とわかっていても、感情的にキレずにはいられないのです😅😅。
したがってレジ前の場合、心の中では「早くしてよぉぉぉぉ💢」と叫びまくり、
自宅にいる場合はキーボードやマウスがその八つ当たりの犠牲に・・・(ごめんね😢)。

刺激的な天王星は掟破り好き

また天王星は「刺激」という象徴にも現れるため、純香は
この2年火傷することが頻繁にありました。
天王星土星という枠をぶち壊したくなる要素を持っているため、
時間やルール、常識などがあると、その境界線を無意識に超えようとしてしまいます。

火傷は料理中に多いのですが、あ、このまま一気に鍋の熱湯を
器に移すと危ないなとわかっているのに、その常識をわかっていて
一気に流した時に手にも熱湯を一緒にぶっかけてしまうとか、
熱したままのフランパンなのに、ぼんやりして縁を触ってしまうなど、
小さな火傷を繰り返していました(バカ)。
せっかちさから、急ぎすぎてヘマをしているのですね。

協調性ゼロの天王星はあまのじゃく

さらに天王星は素直さとは真反対の作用が働きやすく、つまり反抗的だったり
あまのじゃくだったりします。
純香はジムでエアロビクスや格闘技系のプログラムによく参加するのですが、
基本的にインストラクターの動きと同じように真似するのですが、
左右に動く時、全く無意識に反対の方向へ進んでしまう時があります。
もちろんそんなことをするとスタジオの迷惑になるのがわかっているのに、
体が勝手に反対方向へと動こうとするんです😭。

特に純香のこの火星はネイタルで水瓶座の水星とスクエアを取っていて、7ハウスにあります。
4ハウスにある蠍座の火星は周囲に合わせたい、みんなと一緒の動きをしたい、
だけど7ハウスにある水瓶座の水星は、誰にも合わせたくないという
体と心が全く反対方向に向かうため、結果的にどうしていいかわからず
ワンテンポ遅れて合わせるか、フリーズしてしまうのです😢。
さらにこの2年はトランジットの土星水瓶座にあり、
ネイタルの水星&火星のスクエアがトランジットの土星&天王星
に巻き込まれ(ついでにいうとドラゴンヘッドとテイルまでおまけ付き)、
いやぁな感じのトラブル、アクシデントが多かったですね・・・。

変人さんウェルカムな場に身を置きましょう

このように天王星という天体は、良く出ると才能や人気運につながるのですが、
悪く出ると協調性ゼロ人間になりやすく、変人さんというレッテルを
貼られる可能性も高いです。
けど変人さんウェルカムな場だと、イージーアスペクトより
爆発的なコアなファンがつくこともあるので、ハードアスペクト
場を選べば有利ですよ👍。

今回の純香の例だけだと、ハードアスペクト天王星、ロクなことないじゃん😱
という印象を与えてしまうので、次回はロクな目に遭わなかったけど
それをポジティブに変えていく方法を書こうと思います。
少なくともあまのじゃく天体、天王星という星が作用していると意識するだけでも
自分をコントロールする術があるのです。

皆既月食と天王星食

2022年11月8日、ずっと楽しみにしていた皆既月食天王星食は
純香の住む東京では晴天に恵まれ、最初から最後まで美しい天体ショーを
観ることが出来ました😊✨。

2022年11月8日皆既月食撮影レポート

昨年の部分月食の教訓を活かし、今回は自宅から見える高度と方角も
事前にアプリなどを使用してリサーチ、最初の1時間の部分月食中は近くのビルの屋上から、
そして皆既月食が始まる直前の19時ぐらいから最後までは自宅に戻り、
ベランダから観賞するという移動しながらのバタバタイベントになりました🏃。

昨年はほとんど事前準備もせず、自宅からでは高度が低すぎて途中まで見えず、
しかもかなり雲が多くて、ちょっとスッキリしない反省点の多い部分月食でした。

それでも去年も感動的な部分月食でしたが、今回はビル屋上では双眼鏡とスマホ
自宅では天体望遠鏡スマホをアダプターでセットして違った形での
撮影スタイルで臨み、途中で自作アダプターが2個とも破壊してしまったのも
まあ笑い話で終わらせることができる、十分に楽しめるイベントとなりました😊。
月食中の地球の影を見るたびに、純香は地球を、宇宙を感じ、地球に住んでいる
という現実にハートが震えるのです。

日食・月食ドラゴンヘッドとテイルが重なる

昨年の部分月食の影響を振り返ると、純香の蠍座海王星に重なっていました。
その蠍座海王星は、水瓶座太陽と天秤座の木星天王星との
小三角を取っている件を考えれば、
まずメインだった事務の仕事を退職し、その後個人事業主となるために
オンラインコミュニティに入会、さらに10年以上の運動不足の解消のために
スポーツクラブに通い始めました。

これはまさに仕事→太陽マター、運動→火星マターの刺激を受け
行動を起こした結果です。前職場は辞めたい辞めたいと思いながら、
ずるずる在籍してしまい、なかなか踏ん切りがつかなったのですが、
月食パワーに後押しされたのかもしれません。

テイルは手放すべきもの

対して今回の皆既月食は影響を受けるであろう出生図の火星は
4ハウスにあるので、仲間や家族という集団が関係してくる可能性と
家に関して焦点が当たるはずですテイルなので手放すべき何か、です。

いつも何かにハマると没入しすぎる癖、好き嫌いが激しく偏食である自分を
もっとバランスいい食事を取らないと、と長年思いつつ、
火星を使う場ではいつも何かに依存症になっていました。
物も捨てられないタチでどんどん部屋が狭くなっていくタイプです💦。

蠍座は固定・水サインで愛情の継続を示す

そこで牡牛座のヘッド、月、天王星が打開策の鍵となります。
火星を使う時、つまりスポーツだったり怒りのエネルギーだったり
また大好きなものに対して発揮されるのですが、蠍座は水の固定サインなので
一度気に入ったら、その場を離れられず変化を好みません。
ダメだと思っても逆にますます固執してしまい、どんどん深みにはまっていきます。
物で言うと捨てようと思うと、もったいないとかまだ気に入ってるとか
よっぽどボロボロになるか、気に入らないものでなければ手離せないのです。
また高値すぎたり期間限定商品だったりするものであきらめた
商品もどうしてもあきらめられず、結局フリマなどで
探し続けてしまうという悪癖・・・。

頑固な固定サイン同士のハードアスペクトは妥協しない

さらにここ最近ずっと水瓶座土星と牡牛座の天王星がスクエアを取り
今回の月食にも巻き込んでT字スクエアになっているので、
それぞれ頑固な固定サインはどこも譲りません。
したがって、影響力の強い天体、つまりここでは天王星がいちばん
その舵取りになる役割を担うのです。

貴重な442年ぶりの天王星

ピカピカ光る青い天王星

折りしも今回は天王星食というイベントもありました。
純香は初めて肉眼で天王星が月から出てくる瞬間の時に見ましたが、
天王星は青く、地球から見るととても小さいのですが、
しっかり自己主張するような、ピカピカした天体という印象でした。
実際天王星は軸が横になって自転するらしく、なんだか捻くれ者というか
変わってるんだなあとそれっぽくて笑えますよね🤣。

月と天王星の合の天王星食は人気運を引き出す

そしてヘッドと月と天王星というだけで、人気運といったキーワードが出てきます。
牡牛座なので、五感に関するセンスが突出して仕事に結びつくかもしれないし、
平凡さを嫌う天王星なので、ハウスによっては周囲から浮く存在になる
こともあるはずです。
土の固定サインなので収入、お金、才能など多岐にわたる象意がありますが、
人と同じものを嫌う天王星は孤立することを恐れてはNGなのです。

また牡牛座は思考感覚です。良かれと思っている信念や無意識の恐れや恐怖などを
手離して、新しい思考を取り入れて、リニューアルするのです。

長くなったので、天王星のお話はまだ続きます。


iPhoneSE第二世代+双眼鏡で撮影。追従機能がなく手動ハンドルで動かしてるので、素人撮影ですm( )m。

自分中心でいるということ

少しブログの更新が遅れてしまいました。
ちょうど10月28日ぐらいから逆行中のトランジットの木星
牡羊座から魚座に移行する前ぐらいから、逃走モードに入っていました😅。

牡羊座はひとりで走るからこそ不安

一般的に牡羊座というとガンガン行く強い印象があるのですが、
牡羊座というのはいちばん最初のサインなので、ひとりで突き進むし
勢いのまま、思いのまま無計画に走ろうとするんだけど、
最初だからこそ、ひとりだからこそ実はとても不安を持ちながら
勢いでやってしまう、という印象です。

純香は出生図の月と土星牡羊座にあるのでよくわかるのですが、
トランジットの木星牡羊座に入ると、とりあえずやってみようと
無謀なこと始めて失敗したり、抜けが多かったりします。

それ自体は行動しないより、行動する方がいいことなのですが、
ただでさえドキドキしながら進めているところ、
木星は「これから見直し!」と言わんばかりに7月29日ぐらいから
逆行し、10月28日に魚座へサイン移動しました。

挫折癖は環境に振り回されるから

魚座は柔軟&水サインです。対して牡羊座は活動&火のサインです。
言い訳がましいこと言えば、先週ぐらいから自分のやっていることに
急激に不安と焦り、ちょっとしたことで泣きたくなるなど
情緒不安定になり、この夏以降色々始めたことに疑問を持ち始めると
徐々にモチベーションを維持することができなくなって来ました。

今回に限らず、純香の克服すべき最大のテーマは

継続力を持つこと
周囲に振りまわされず自分軸を持つこと

なのですが、残念なことにアラフィフにして未だに克服していません😢。

実はこの二つのテーマは繋がっていて、
物事を辞めたくなる時の多くは、環境が関わってくるからです。

自分軸で行動しないと迷いが生まれる

まず自分ひとりだとマイペースで出来る分、逆に言うと常に自分を鼓舞して
周囲からの目があろうとなかろうと続けなければいけない。
そして例えば周りに人がいたり、関わったら関わったで
ある程度の配慮が必要だし、相手の反応が良い悪いに関わらず
迷いが生まれる。

自分ではこれがいいと思って突き進んでいたのに、一言言われると
そうかな、変えた方がいいかなとブレ始め、そうするといろんな反応にいちいち
応えてしまい疲れ果ててしまう、というパターンです😥。

『守・破・離』の世界

純香は踊ることが好きで昔はベリーダンスをやっていたことがあり、
今はジムでエアロビクスをやっていますが、
どちらも最初はインストラクターの人をひたすら真似て基礎をマスターしたら
慣れてくると動きが複雑になり、スピードアップしたり
向きが反転すると、「見る」という視覚だけではついていけません。

反転すると当然、インストラクターの人は見えない、そうすると
動きを覚えていないと一気に動きが崩れて来ます。
また、視覚に頼りすぎると反転した時、左右前後がわからなくなります。

こんな時純香はつい、他の参加者さんの動きを見てしまうのです。
特に上手な方をお手本にしてついていこうとすると、その人が崩れると
当然自分もまたおかしなことになってしまう。

これはダンスに限らず、どんな分野でも言えることだと思います。
ある程度基礎をマスターして、そこから上級コースやプロを目指したいなら、
周りを頼りすぎるのは問題だということ。

そこからは自分が中心になって進めないと、いつまでたってもレベルアップが難しいし
プロにはなれないのでしょう。
『守・破・離(しゅはり)の世界ですね。

五感よりさらに上の12感覚を意識する

また、物事のマスターは五感のフル活用だけでなく占星術でいうシュタイナーの
12感覚をフル活用していくと有効なのだと最近思います。
この12感覚については、いずれこのブログ内でも拾いたいテーマなのですが、
先ほどのダンスにおいては視覚だけでなく、リズムを感じカウントを取ること、
つまり聴覚がものすごく大事になると思います。

視覚は乙女座で聴覚は蟹座です。それぞれ感覚は得意、不得意があると思うので
苦手だったり未開発な感覚は繰り返し、慣れるしかない。

魚座木星の逆行は11月23日ぐらいまで続き、その後ちょうど冬至直前の
12月21日に牡羊座に戻ります。
この魚座木星の逆行を活かすには、せっかくだからこの人と思った相手から
技を吸収しましょう。牡羊座のように1人で走るのではなく、
喜怒哀楽を伴った誰かや何かイベントでの感情体験も鍵になるかもしれません。
魚座なので行き当たりばったりで、その時の気分でゆる〜くね。

使える占星術・年齢域 金星期

占星術で言う年齢域は、大まかに言えばアラカン土星期、アラフィフの木星期、
アラフォーの火星期、アラサーの太陽期に分けられます。

金星期は恋愛や人間関係を中心に発展する

前回の記事では人生で最も大切な太陽期をご紹介しましたが、
年代で言うと思春期である金星期は18歳ぐらいから25歳ぐらいに該当します。
何度かお伝えしていますが、例えば現在50歳でも、金星の象徴である人間関係やお金のこと、
好きなことに関しての事象は意識がフォーカスすれば天体の影響は受けます。
特に女性にとって金星は、恋愛や美意識、美味しいものや快適さなど
重要項目に該当する方が多いので、要チェックです。
そして男性にとっても金星は、趣味や経済面においては外せない天体ですが、
思春期や恋愛の場面などにおいては自分の理想の女性像、つまり金星のサインやアスペクト
イメージを相手に投影します。

男性の金星は理想の女性を表すことが多い

例えばある男性の金星のサインが牡牛座で、アスペクト山羊座木星と120度を
形成しているとしたら、育ちのいい良識あるお嬢様が好みかもしれません。
でもこれが同じ牡牛座の金星でも、蠍座冥王星と180度の角度を取っていれば、
ご本人が女性を所有物のように扱い、時に大切なコレクターの一つとして、
思い通りにしたいという行動パターンを取ることもあります。
エスカレートするとストーカーになってしまうようなことも・・・😰。

前回の記事でもお伝えしましたが、冥王星は太陽系外の天体なので、
良く出れば非常にパワフルに、悪く出ると非常識で自分でもコントロール出来ないような
常軌を逸した行動に出るかもしれません。
地球上の人間社会では善悪や常識・非常識と言った秩序を保つための
ルールに守られているのですが、宇宙ではそう言った境界線はありません。
従って、時にテレビで放映されるような事件レベルのことが勃発することもあるかもしれませんが、
滅多なことでは起きないでしょう。

パワフルな冥王星は唯一無二の才能になる

さて、純香の金星はその異常性が孕む冥王星と180度、オポジションの角度を形成しています。
残念ながら、いえ、幸いにして世間を騒がすような事件レベルの体験は今の所ありません😁 。
それでも自分でも好きなこと、趣味や金銭面、恋愛においては
「あたし、頭オカシイ・・・ ((((;゚Д゚)))))))」と思う程暴走したり、
執着してしまうことは多々あります。

金星に限らず、極端な天体の冥王星が出生図の太陽や月、金星や火星など
メジャーな天体が関わると前述したように異常性が表面化しますが、
逆に言うと唯一無二の才能になる可能性が大きいです。

特に金星は、経済面やアートのセンスに重要天体なので大きく稼ぎたい時や
個性的な作品を作りたい時には有利です。普通の人では到底追いつかないような
底力を発揮します。

人並みが嫌ならトランスサタニアンは強力な武器になる

無難で社交辞令的な人間関係や、人並みの収入源で満足しているなら、
この金星と冥王星、あるいはトランスサタニアンである天王星海王星
関わると社会不適応者になりやすいので問題ですが、
人と同じでは嫌と言う方にはラッキーな組み合わせなのです。

人間関係が苦手、なかなか稼げないなどの悩みがある方は金星のコンディションや
稼ぐ力を表す2ハウスをチェックしてみましょう。
そして今現在思春期のあなたは、楽しい・好きを存分に味わいつくしてください。
それが世間一般的に異常だと言われるような趣味や恋でも
気にせず貫きましょう😉。

使える占星術・年齢域 太陽期

占星術の年齢域、前回は火星期前々回は木星期や年齢期全体の記事を投稿致しました。
今回は26歳から35歳を指す太陽期についてご紹介致します。

ライフイベントが多い大切な太陽期

これぐらいの年齢は成人後、一般的に仕事を始め数年経過し、
結婚したり子どもが出来たりとライフイベントがいちばん多い時期だと思います。
純香はずっと独身なので、このビッグイベントは未経験ですが、
もちろん既婚者の方もシングルの方も、それぞれ人生の基盤となる
経験を積み重ねていくと思います。

自分のやりたいことがわからない、人生の目標が立てられないと
言った方はこの太陽サインのあるハウスとアスペクト
チェックして見て下さい。
太陽期は人生において最も大切な時期だからです。

それはご自身の年齢が今火星期であれ金星期であれ、
これをやりたい、やらなければと言ったスタンスの時に
太陽のアスペクトやハウスなどのコンディションが発揮されます。

7ハウス太陽は対人関係の活発さを表す

純香の太陽は水瓶座で7ハウスにあり、3ハウスにある天秤座の
天王星&木星の合と蠍座海王星と小三角のアスペクトを形成しています。
つまり120度×60度×60度です。
全てイージーアスペクトなので、多少の波はあれども
アラサーの頃の記憶は特別ハードだと言ったことよりも
7ハウス、つまり対人関係が中心でさまざまな個性を持つ
相手との活発な交流がありました。
水瓶座も天秤座も風サインなので主に知的交流なのですが、
少し複雑なのは水サインである蠍座海王星も関わっているので、
そこにかなりドロドロした関係性も含まれます😅。
今回はタイトルの主旨と離れてるので、割愛しますが、
いずれにせよ、一筋縄ではいかない人間関係を体験することが
多めになります。これが純香における人生の目標の基本です。

現在はまだ木星期の年齢期ですが、2023年3月24日に
トランジットの冥王星水瓶座に入り、純香の太陽サインにかなり
近づきます。

太陽と冥王星の合は人生観のリニューアル

出生図の太陽とトランジットの冥王星が重なる時、
人生の目標や人生観などが大きくリニューアルします。
それぞれのハウスによって、更新される方向や分野は変わって来ますが、
純香の場合は対人関係である7ハウスにあるので、
これまで関わってきた人達と全く縁がなかったような
人達と関わることになることが予測出来ます。

冥王星はじわじわとゆっくり時間をかけて影響が出てくるので
一週間やそこらで一新するということは少なく、
長い時間をかけ、いつの間にか周囲にいる人達が
びっくりするようなタイプになるかもしれません。

トランスサタニアンの関与は常識外れが起こりやすい

これが例えば1ハウスにトランジットの冥王星が来ると
ご本人が少しずつ押しの強いキャラクターになっていくとか、
2ハウスであれば働き方や入金ルートが変わり、収入の振り幅が大きくなるとか、
3ハウスであれば、ある分野でとことん専門的に研究していくなど
良くも悪くも極端になったり、深まっていったりという事象が起こる
可能性が高まります。

冥王星を含む海王星天王星であるトランスサタニアンが
太陽に重なれば常識外れなことが起こりやすいです。
3天体とも社会天体である土星よりさらに遠い、太陽系外惑星だからです。

トランスサタニアンの影響を受けると、抵抗するのが困難です。
社会の壁を越えてしまうので、時にヘビーな体験する方も多いのですが、
逆にいうと人生を大きく変えるチャンスとも言えます。
太陽期でなくても、太陽にトランスサタニアンが関わるときは
要チェックなのです。

続きます。


使える占星術・年齢域 火星期

さて、前回の続きで年齢域のお話ですが、現在木星期の純香はその前の
火星期(36歳〜45歳ぐらいまで)が人生でいちばんといっていいほど
辛い時期でした。

火星期は戦闘モードでハードになりやすい

もちろんその時期以外も好不調の波はありますが、この時期は
恋愛の破局から職場でのイジメなど公私ともことごとく試練が続き、
その影響で今に至るその後の木星期は人付き合いが激減しました。

火星期というのは太陽期(26歳から35歳ぐらいまで)で人生の目標が
定まった後に、自分との戦いや他者との争いなど
テンションを上げて気合いを入れて人生を突破していく時期なのです。

純香の場合、この火星は蠍座で、アスペクト水瓶座の水星と90度のみしかなく、
恋愛では相手を好きになるほど突き離され、
仕事では結束が強い保守的な職場で続けて嫌われ、
出会いと別れを繰り返していました。
蠍座水瓶座のコンビネーションは束縛と自由を象徴し、
12サインの中でもかなりハードで葛藤が大きい組み合わせです。

合わない相手や場所選びがトラブルを招く

もう少し言えば、その時期は出生図の月にトランジットの冥王星が何度もスクエアが
同時にかかっていたので、心身とも壊れかった時期でしたが、
今思えば誰が悪いわけではなく、
公私とも間違った相手・場所選びが原因です。
単純に合わなかっただけなのです。

ハードアスペクトは役割分担現象が起きやすい

自分の行動パターンが色濃く出るアスペクトを変えること自体は難しく、
特に対人関係でのハードアスペクトであるオポジションやスクエアは
内包している自分のイメージを相手に投影するので、役割分担現象が起きます。
つまり純香の例でいうと、自分が火星の役割だと相手に水星の役割を任せ、
逆に自分が水星の役割だと相手は火星の役割を投影されていたはずです。

恋愛では好きがゆえに相手を束縛し、それが相手の負担になって破局
仕事では相手が私を職場のルール通りにガッツリ監視しようとしたけど
私の自由なやり方が気に入らず日々攻撃され、離れざるを得なかったという結果です。

職場の例で言うならば、当時のお局的存在の人に徹底して嫌われたのですが、
少人数(3、4人)での狭い空間で、皆お昼ごはんを一緒に食べてた中、
ランチぐらいひとりになりたいと単独行動していたことや
周りはそのお局を持ち上げる中、私が無関心で合わせなかったことが原因です、
おそらく😓。
その他彼女の些細な嫉妬だとかコンプレックスだとか、色々積み重なり、
細かいことは省きますが、とにかく私の振る舞いが気に入らなかったんですよね、彼女は。

自分の攻撃性を無視しない ごまかさない

そんな感じで怒涛のような火星期を終え、木星期前半までは住宅トラブルで
悩まされました。これも水星火星90度が原因です💦。
どれだけこのスクエアに悩まされたか・・・😭。
けど、純香は戦い方が下手で攻撃的な相手に反撃という形ではなく
スルーするか笑ってごまかすなど、自分で内なる攻撃性である
火星を使わなかったがゆえに起こったトラブルなので、
自業自得といえばそうですね。

火星の扱い方が上手な人は巧みに反撃できたり、また自己防衛能力にも
長けています。そう言う方の火星期は仕事やスポーツなどで
充実しているのでいいのですが、私のように
戦いが苦手な方は火星のアスペクトをチェックしてみましょう。

続きます。